①Googleアナリティクス(GA4)の設定方法(SWELL専用)
②Googleアナリティクスの初期設定方法
③Googleサーチコンソールとの連携方法
④Googleアナリティクスで行う分析方法

【こんな悩みが解決できます!】
・Googleアナリティクスの設定方法がわからない
・設定してみたけど上手く計測できない
・設定はできたけど分析方法がわからない
・サーチコンソールと連携したい
Googleアナリティクスは、Googleが提供する無料のアクセス分析ツール。
ブログに訪れた読者の行動を分析できるため、ブログで稼ぎたい人やマーケターとして活躍したい人は必須のツールです。
この記事では、誰でも失敗せず設定できるように、40枚以上の設定画像と図解を用意しました。
サクッと設定して、あなたのブログ運営に活かしましょう!


Googleアナリティクス(GA4)の設定5STEP(SWELL編)


流れを簡単に説明すると以下の5STEPになります。
すでにGoogleアカウントを持っている人は、「STEP2」へ。
すでにGoogleアナリティクスの登録が済んでいる人は「STEP3」へ。
すでにSEO SIMPLE PACKの導入が済んでいる人は「STEP4」へ。
【注意点】
Googleはユーザーの使い勝手がよくなるよう頻繁にデザインを変更します。
そのため、記事の画像と若干見た目や文章が異なる場合もあります。
本質的な部分は変わらないので、少々の違いは気にせず設定作業を進めましょう。
STEP1:Googleアカウントの登録
すでにGoogleアカウントを持っている人は、「STEP2」へ進んでください。
それでは、Googleアカウントを開設していきます。
以下のボタンからアカウント登録へ進みます。(エラーと出たら「次へ」をクリックしましょう)
まずは、①「姓と名」を入力して、②「次へ」をクリック。


基本情報の入力画面が出たら、①「生年月日と性別」を入力して、②「次へ」をクリック。


Gmailアドレスを選択していきます。
新しくアドレスを作成する場合は、①「Gmailアドレスを作成」を選択し、希望するアドレスを入力して、②「次へ」をクリック。


次は、パスワードの設定をします。
①「パスワード」を入力(確認用で同じパスワードをもう一度入力)し、②「次へ」をクリック。


ロボットでないことを証明するために、①「電話番号」を入力し、②「次へ」をクリック。


電話番号を入力すると、あなたが持っているスマートフォンにショートメッセージが届きます。
ショートメッセージには、6桁のコードが記載されています。
コードを確認できたら、①「スマホに届いた6桁のコード」を入力し、②「次へ」をクリックします。


以上でGoogleアカウントの開設は完了です。
作成したGoogleアカウントを使って、Googleアナリティクスを始めていきましょう。
STEP2:Googleアナリティクスの登録
すでにGoogleアナリティクスの登録が済んでいる人は「STEP3」へ。
まだの人は、下記のボタンからGoogleアナリティクスのログイン画面を開きましょう。
下記の画面が出たら、①「さっそく始める」をクリックしましょう。


以下の画面になったら、①「測定を開始」をクリックしてください。


アカウントの詳細を設定する画面になります。
まず、①「アカウント名」を入力します。
アカウント名は、あとで変更できるのでブログ名などでかまいません。
次に、②「プロダクトとサービス」にチェックを入れましょう。
アカウントのデータ共有設定は、すべてにチェックが入っている状態が望ましいです。


プロパティを作成していきます。
まずは、①「プロパティ名」を入力します。ブログ名などでかまいません。
②「タイムゾーン」を選択します。お住まいの国を選択しましょう。
③「通貨」を選択します。普段使用する通貨を選択しましょう。
最後に「次へ」はクリックしないで、④「詳細オプションを表示」をクリックしてください。


詳細オプションを表示させると、ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成画面が表示されます。
下記の画像のとおり①「プロパティ作成」のチェックマークをクリックしてください。
そうすると、ウェブサイトのURL入力欄やプロパティ作成のオプション欄が表示されます。
表示されたら、②「ブログのURL」を入力してください。下記画像のように、URLの「www」以降を入力しましょう。
次に、③「プロパティを両方作成と拡張機能を有効にする」の両方にチェックを入れます。
完了したら④「次へ」をクリック。


ビジネスの説明では、お店やサービスの詳細を回答していきます。
あなたのビジネスの業種や規模に沿って回答しましょう。
わからない場合は、下記の画像をマネしてOKです。
選択できたら、②「次へ」をクリック。


次は、ビジネス目標を選択します。
あなたの目標に沿って選択しましょう。
選択できたら、②「作成」をクリック。


作成をクリックすると、下記の画面が出てきます。
赤枠の箇所にチェックを入れたら、③「同意する」をクリックしてください。


上記で「同意する」をクリックした場合、下記のように「実装手順」が表示されます。
今回は、測定IDで設定するため、①実装手順を閉じてください。


実装手順を閉じると、下記画像のようにウェブストリームの詳細画面が表示されます。
赤枠で囲まれたGから始まる①「測定ID」をコピーしましょう。
STEP5の「測定できているか確認する方法」では、下記の画面からスタートするので、閉じずにそのままにしておいてください。


測定IDをコピーできたらWordPress(ワードプレス)のプラグイン「SEO SIMPLE PACK」に貼り付けます。
STEP3に進んでSEO SIMPLE PACKを導入しましょう。
すでにSEO SIMPLE PACKの導入が済んでいる人は、「STEP4」へ進んでください。
STEP3:WordPressに「SEO SIMPLE PACK」を導入
それでは、WordPressに「SEO SIMPLE PACK」を導入します。
まずは、WordPressを開き、左側のメニューから①「プラグイン」をクリック。
続けて②「新規プラグインを追加」をクリックしてください。


続いて、プラグインの検索を行います。
下記画像のように、①「SEO SIMPLE PACK」と検索窓に入力してください。
SEO SIMPLE PACKのプラグインが出現したら、②「今すぐインストール」をクリックすると「有効」のボタンに切り替わるので、クリックしましょう。


これでSEO SIMPLE PACKの導入は完了です。
STEP4に進み、先ほどコピーしたGoogleアナリティクスの測定IDを貼り付けていきます。
STEP4:Googleアナリティクス測定IDの埋め込み
SEO SIMPLE PACKのプラグインを有効化すると、WordPress左側のメニューにSEO PACKと表示されます。
下記画像のように①「SEO PACKの一般設定」をクリックしましょう。
左側のメニューにSEO PACKが表示されていない場合は、SEO SIMPLE PACKのプラグインが有効になっていない可能性があります。STEP3に戻って有効化しましょう。


下記画像のように、SEO SIMPLE PACKの一般設定が開いたら①「Googleアナリティクス」をクリックしてください。
Googleアナリティクス設定が開くので、②コピーした「Gから始まる測定ID」を”Measurement ID”for GA4と表示された入力欄に貼り付けてください。
貼り付けたら忘れずに③「設定を保存する」をクリックしましょう。


これでGoogleアナリティクスの測定を開始する準備が完了しました。
STEP5では、しっかり計測できているか確認する方法を紹介します。
STEP5:計測できているか確認する方法
Googleアナリティクスがきちんと計測できているか確認する方法はとても簡単です。
確認する方法はいくつかありますが、ここではリアルタイムレポートで確認する方法を紹介します。
リアルタイムでブログに訪れている人を計測したいので、まずはスマートフォンなどを使い、自分自身のブログにアクセスしておきましょう。
アクセスできたら、Googleアナリティクスの画面に戻ってください。
画面が以下のままになっていると思うので、①「ウェブストリーム」を閉じます。


下記のように「データ収集を開始する」と表示された画面になります。
赤枠で囲まれた①「次へ」のボタンをクリックしてください。


以下の画面が表示されます。
Googleアナリティクスから配信されるメールを受け取りたい場合は、①「欲しい情報」にチェックし、②「保存」をクリックしてください。


すると、Googleアナリティクスのホーム画面に戻ります。
以下の画像のように、「データ収集は有効です」や「過去30分間のユーザー」に数字が入っていれば正しく計測できているので安心してください。
上手くいかない場合は、何度か自分のブログにアクセスしたあとに、再度Googleアナリティクスのホーム画面を確認してみましょう。


以上でGoogleアナリティクスの設定は完了です。
次は、始めにやっておきたい最低限の初期設定を解説します。
Googleアナリティクス(GA4)で最低限やっておきたい3つの初期設定


①Googleサーチコンソールと連携
②Googleシグナルの有効化
③データ保持期間の設定
①Googleサーチコンソールと連携(GA4編)
Googleアナリティクスがブログに訪問した読者の行動を分析できるのに対し、Googleサーチコンソールは、ブログに訪問する前の行動を分析するツールです。
サーチコンソールもアナリティクス同様、Googleが提供する無料ツールでブログ運営には必須のツールです。
アナリティクスとサーチコンソールを連携すると、アナリティクスの画面でサーチコンソールの測定結果も確認できるため、この機会に連携しておきましょう。


まずは、Googleアナリティクスの左側メニューから①「管理」をクリックします。


画面右下のサービス間のリンク設定から①「Search Consoleのリンク」をクリック。


下記の画像が表示されるので、①「リンク」をクリックしましょう。


リンクの設定画面になるので、下記画像のとおり①「アカウントを選択」をクリックしてください。


そうすると、下記のようにあなたのブログドメインが表示されていると思います。
①「自分のブログドメイン」にチェックを入れて、画面右上の②「確認」をクリックしましょう。


下記のように①「次へ」をクリックします。


ウェブストリームの選択に進むので、①「選択」をクリック。


次は、データストリームの選択を行います。
①「選択」をクリックしてください。


以下の画面が表示されたら、①「次へ」をクリック。


表示された内容を確認して、①「送信」をクリックします。


以下のように、「リンク作成済み」と表示されたら成功です。
Search Consoleのリンクでもあなたのブログドメインが表示された状態になります。


これで、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの連携が完了しました。
次は、Googleシグナルを有効化しましょう。
②Googleシグナルの有効化
Googleシグナルを有効にしておかないと、同じ人がPCとスマホなど違うデバイスでブログに訪れた際に、”違う人が訪問した”と認識されて、二重に計測してしまいます。
ブログへの正しい訪問者数を計測するには、Googleシグナルを有効にしなければいけません。


とても簡単なので、この機会に設定しておきましょう。
まず、Googleアナリティクスの画面左下にある①管理ボタン(歯車のマーク)をクリックし、データの収集と修正欄にある②「データの収集」をクリックしてください。


以下の画面になるので、画面右上の①「オンにする」をクリックしましょう。


続いて、下記の画面になるので①「オンにする」をクリック。


Googleシグナル設定のスタート画面で、下記画像のように「オン」になっていれば成功です。


Googleアナリティクスの初期設定は、次のデータ保持期間の設定でラストになります。
もう一踏ん張りです。
③データ保持期間の設定
Googleアナリティクスで取得したデータの数々は、一定の期間を経過すると再度確認することができなくなってしまいます。
初期の設定では、データ保存期間は「2ヶ月間」となっています。
そのままだと短期間しか分析できません。
そこで、今回はデータ保存期間を最長の「14か月間」に変更していきます。
まずは、Googleアナリティクス画面左下の①「管理(歯車のマーク)」をクリックし、データの収集と修正から②「データの保持」を選択しましょう。


そうすると、データの保持設定画面が表示されるので、①「データの保持」を2か月から14か月に変更しましょう。
②「保存」を忘れずにクリックして完了です。


①データ保存期間が適用されるのは、探索レポートです。
②標準レポート(ユーザー属性やエンゲージメントなどの基本的情報)は、いつでもデータを確認できます。
これでGoogleアナリティクスの全ての設定が完了しました。
お疲れ様です。次の目次では、Googleアナリティクスで最低限知っておくべき分析方法なども記載しています。
「分析方法もついでに知っておきたいな」と思った人は、ぜひ読み進めてください。
Googleアナリティクス(GA4)をブログ運営に活かす
Googleアナリティクス(GA4)を設定しただけでは、効果を発揮できません。
ブログ運営に活かせてこその分析ツールです。
まずは、Googleアナリティクス(GA4)をなぜ使う必要があるのか、その目的を確認しておきましょう。
Googleアナリティクス(GA4)を使う目的とチェックポイント
Googleアナリティクス(GA4)を使う主な目的は、以下の3つです。
①集客効果の分析・・・PV数やユーザ数、流入経路を確認する
②読者満足度の分析・・・ページ滞在時間を確認する
③読者の分析・・・ユーザー属性を確認する
マーケティングの観点からも計画通りに集客できているか、読者が意図した行動をとっているか、読者は満足できているかを数字で分析し、改善する必要があります。
自分のイメージや勘だけで施策を打つ失敗する恐れがあります。
しっかりとした数字を確認して分析するのが、ブログを成長させるコツと言えるでしょう。
では、目的を達成するためにGoogleアナリティクスのどの数字を見ればよいのか、チェックポイントを確認しましょう。
①表示回数、ユーザー数、平均エンゲージメント時間
・表示回数(集客効果):記事の表示回数でいわゆるPV(ページビュー)
・ユーザー数(集客効果):記事ごとに訪れたユーザー数
・平均エンゲージメント時間(読者満足度):ユーザーが記事に滞在してくれた平均時間
表示回数とユーザー数、平均エンゲージメント時間は、Googleアナリティクスの同じ画面で確認できます。
Googleアナリティクス左側のメニューから「①レポート→②ユーザー行動の調査→③ページとスクリーン」の手順で確認しましょう。


達成したいゴールの数値を明確化し、ゴール達成までの小さな目標を立てて、ひとつずつクリアしましょう。
②ユーザー属性
・ユーザー属性(読者の分析):国、市区町村、性別、年齢、言語など
あなたのブログに訪れた人は、どんな人なのかを細かく分析できれば、その人に刺さるコンテンツを制作できます。
Googleアナリティクス左側のメニューから「①レポート→②ユーザー→③ユーザー属性→④概要」の手順で確認しましょう。


ブログを始めたばかりだと、上記の画像のように分析できるほどのデータはたまっていません。
しかし、早い段階からデータを収集することで機会損失を防げます。
③流入経路
・流入経路(集客効果):読者があなたのブログにたどり着いた経路
流入経路では、読者が検索してやってきたのか、ブックマークからやってきたのかなどを確認できます。
Googleアナリティクス左側のメニューから「①レポート→②見込み顧客の発掘→③ユーザー獲得orトラフィック獲得」の手順で確認しましょう。


ユーザー獲得は、原則初めてサイトに訪問したブログ読者のデータが確認できる一方で、トラフィック獲得は全ての期間の流入経路が確認できます。
ブログ初心者のうちは、ユーザー獲得で新規ブログ読者の流入経路を分析し、集客導線を強化することに努めましょう。
また、データがたまってくると以下のような流入経路が確認できるようになります。
・Organic Search:GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入
・Organic Social:X(旧Twitter)などSNSからの流入
・Direct:ブックマークやURLの入力など直接的な流入
・Referral:他のサイトからの流入
・Other:分類ができない流入経路
Googleアナリティクスを使いこなそう!
Googleアナリティクスでは、たくさんの指標を分析できます。
ただブログの初期段階は、数字を追い求めるよりも良質な記事を書くために多くの時間を費やしましょう。
記事数にもよりますが、Googleアナリティクスにデータがたまってくるまで3か月程度かかります。
ブログ初期は、この記事に書いてある基本的な項目を軽く確認する程度にとどめるとよいでしょう。
Googleアナリティクスの設定、お疲れさまでした!